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シベリア~太平洋4千キロ - ロシアの石油を日本や中国へ輸出するために進む世界最長のパイプライン計画。この計画を、北緯43度のアムール湾岸に棲む〝幻の豹〟アムールヒョウに代わって追う NGO スタッフのブログ
by H-Gang
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<報道・ノート> これで安心・・・か?パイプライン終着地決定のゆくえ

こんにちは、野口 (国際環境NGO FoE Japan/エフ・オー・イー・ジャパン) です。

最近ずっと睡眠不足だったせいか、きのうは丸一日眠り続けました(笑)。自分でも「よくこんなに長い時間眠れるなあ(^-^)」と呆れています。いま早朝の事務所へ出てきて一日半ぶりにPCの前へ戻ってきました。まだ誰も来ていないので、ボブ・ディランの「Blonde on Blonde」をかけています。

さて、シベリア-太平洋(石油)パイプラインのルート、いよいよ最終決定か・・・?
きのう(08/29)の朝日新聞夕刊とウェブサイト「Asahi.com」に〝シベリア-日本海パイプラインに新ルート 環境に配慮〟という記事が出ていますね。

● Asahi.com 記事
〝シベリア-日本海パイプラインに新ルート 環境に配慮〟
2006年08月29日01時30分

(記事本文は下記URL部分をクリックして Asahi.com サイトでご覧下さい)
http://www.asahi.com/international/update/0829/002.html

<ノート> 結論から言うと、おそらくバイカル湖付近のルートが変更されたという話は本決まりでしょうけど、太平洋岸の終着地の場所選びに関しては、まだ安心できないですね('-')。コズミナ湾岸ではなく、アムールヒョウの生息地に近いペレボズナヤ湾岸がパイプライン終着地に選ばれる可能性もまだ残っています。

べつに朝日新聞さんがわるいとかマチガエテイルとかいうことではないです。(朝日新聞社のような大きな報道機関が、この、一見地味なシベリア-太平洋石油パイプライン計画の環境問題へ注意を払って記事にされていること自体、立派だなあと思います。)ただ、ロシアでなされる発表というのは、こうして内外で新聞記事などになった後からでも平気で変更されたりひっくり返されたりすることがあるので、まだ安心するのは早いというだけです。

この件をずっとフォローしているロシアやアメリカのNGOの中にもすでに自分達の団体サイトで「NGOの勝利!パイプライン終着地はペレボズナヤからコズミナへの変更が決定!」とか勝利宣言を出しているところもあります。(WWFさんのロシア組織の 「WWF Russia」 とかアメリカの 「Pacific Environment」 とか。WWF Russia に関しては 「One more victory of WWF!」 とか叫んでいるので、オイオイ一年前からたくさんのNGOでレンケイしてやってきたのに、お手柄独り占めする気デスカ(^-^)?と思うけど、まあトモダチだし許してやってもいいです。でもやっぱり勝利宣言出すのはまだちょっとハヤいんじゃないかなーと思います。笑)

それから、このきのうの記事に関しては、もしもここで述べられている話(=ほとんどが未来や予定の話)がすべて本当だったら、とっても喜ぶべきことですが、でも「いつ、どこで、誰が語った話なのか」「どこでどのようにして手に入れた/獲ってきた情報なのか」は、この記事には書かれてないです。

もしかしたら記者さんは体当たりの取材をして、この件の責任者(誰かな・・・)の口からこれらの情報を聞き出しているのかも・・・。もしかしたら、そうやって命懸けで書かれた原稿が、編集する人の手でこういう、ソースのよく分からない感じの記事(すみません(v_v))に加工されて、紙面やウェブサイトに出てしまっているだけかも・・・。

その辺りの本当のところは、わかりません。僕自身は報道に携わって生きている人間ではありません。ただ、ロシアの人達とつき合って身についてしまった勘やら、自分の中のアムールヒョウの魂が、「まだちょっと安心はできないね、用心しようね」と言っています。

まだ、ひっくり返される可能性もあります。

アムール湾のアムールヒョウの眼で、追いましょう。

Oh, sad-eyed lady, should I wait?

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2006-08-30 06:03 | <報道・ノート>

<情報・ノート>〝コズミナの人々がパイプライン計画を歓迎〟という情報

こんにちは、野口 (国際環境NGO FoE Japan/エフ・オー・イー・ジャパン) です。

シベリア-太平洋(石油)パイプライン計画を実施するロシア国有企業トランスネフチ社が、自社の英文ウェブサイトに8月15日付 "News" としてこの見出しで情報を掲載しています。

(見出し) People of Kozmino welcome construction of ESPO oil pipeline

(見出し訳) コズミナの人々が東シベリア-太平洋石油パイプラインを歓迎

※"ESPO"= East Siberia-Pacific Ocean (東シベリア-太平洋)

(本文は上の見出しをクリックしてトランスネフチ社の英文サイト上でご覧下さい。)

コズミナ湾の地元住民がパイプライン建設を歓迎するという情報、そしてその情報をトランスネフチ社が自社サイトのニュース欄に掲載しているというこの状況は、なにを意味するのでしょうか?
パイプラインターミナル施設の建設地がついにペレボズナヤ湾からコズミナ湾へ変更された、と私たち判断することができるのでしょうか?
それとも、ここからまだ、ドンデン返しやトリックがあるのでしょうか?

ひきつづき、アムール湾のアムールヒョウの眼で追ってみましょう。

こちらは(↓)ペレボズナヤ湾、コズミナ湾の位置をピンで示した Google Earth 画像です。ご参考まで。
<情報・ノート>〝コズミナの人々がパイプライン計画を歓迎〟という情報_b0077562_1240418.jpg


野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2006-08-20 12:24 | <情報・ノート>

<NGO> パイプライン終着地の件、決着は今年の秋?

こんにちは、野口 (国際環境NGO FoE Japan/エフ・オー・イー・ジャパン) です。1ヵ月ほどインターネットやPCから離れていましたが、ちょっと戻ってきてます。

シベリア-太平洋(石油)パイプライン計画はどの海岸(湾)で終着するのか?
計画は豹を犠牲にして進むのか?

7月~今月の情報を見る限り、その答が出るのは今年の秋になりそうです。

先週月曜日(8月7日)、JWCS(野性生物保全論研究会)、WWFジャパン、FoE Japanの3団体のスタッフが東京のロシア大使館を訪問し、皆さんから頂いた署名を大使館に届けると当時に、書記官の方からパイプライン終着地の問題の状況をうかがってきました。(パイプライン終着地はペレボズナヤ湾か?コズミナ湾か?或いはそれ以外の場所か?)

7日に大使館書記官の方と話して得られた感触を自分なりにまとめてみます。

● パイプラインがペレボズナヤ湾で終着する可能性は依然として高い

● その一方で、ペレボズナヤ湾に替わる候補地として、コズミナ湾(ナホトカ港と並んでアメリカ湾内にある湾)が浮上している

● 目下、そのコズミナ湾のフィジビリティー・スタディー(パイプライン終着地としての適性を経済や環境等の面から調査する)が行われている

● コズミナ湾がパイプライン終着地に選ばれるとしても、最終決定は早くて今年の10月

● 7月下旬に一部メディアが「パイプライン終着地はコズミナ湾に決定」と報道したが、この件はまだ確定しているとは言えない

以上、取り急ぎ、

7月下旬にリリースされたFoE Japan会報 『Green Earth』Vol.19に〝石油の「安定確保」とペレボズナヤ湾のアムールヒョウ〟というタイトルで記事を書きました。FoE Japan サポーターの方はぜひご覧下さい(^-^)

では、シベリア-太平洋(石油)パイプライン計画の行方、
アムール湾の豹の眼でさらに追ってみましょう。

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2006-08-15 03:44 | <NGO>

<報道> ロシア国営石油企業、ナホトカの石油輸出港を購入 ;

野口 (国際環境NGO FoE Japan/エフ・オー・イー・ジャパン) です。

  6月30日付で 「Moscow Times」 の英文ウェブサイトに出たニュースですが、昨日29日木曜日、ロシアの国営石油企業 「ロスネフチ」 がナホトカの石油輸出港の購入を発表した、というニュースです。

● Moscow Times, 30 June 2006

"Rosneft Buys Far East Port"

http://www.themoscowtimes.com/stories/2006/06/30/061.html


  「ロスネフチ」 はシベリア-太平洋石油パイプラインの終着地となる場所に石油精製施設を持つことを強く望んでいる、といった報道が4月ごろにありました。

  シベリア-太平洋石油パイプラインの終着地が、これまで報道されてきた通りペレボズナヤとなるのか(環境NGOは強く反対)、あるいは別の場所(たとえばナホトカ湾)となるのか、今日の時点でまだ発表はされていないと思うのですが、この 「ロスネフチがナホトカの石油輸出港を購入した」 というニュースは、つまりパイプラインの終着地がナホトカとなることを意味するのでしょうか?
  それとも、やはりパイプラインはペレボズナヤへ向かうのでしょうか?

  この Moscow Times の記事を読むと、パイプライン終着地はナホトカだ、みたいな述べ方が終わりのほうでされているのですが、ちょっと鵜呑みには出来ません。

引き続き、アムール湾のアムールヒョウの眼で追ってみましょう。

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2006-06-30 08:57 | <報道>

<アクション> 署名、FoE Japan 事務所に届きました

  プーチン・ロシア大統領あての署名、今日 FAX で FoE Japan へ届きました。まずは7名。 FoE Japan と WWF Japan さんで協力してプーチン大統領へ送ります。

署名は引き続き受け付けていますので、どうぞご参加下さい。

  FoE Japan、野性生物保全論研究会、WWF Japan の3団体が6月13日にプーチン大統領へ送った要望書の和訳と、プレスリリース・資料はこれら各団体のウェブサイトで無料ダウンロード出来ます。クリックしてご覧下さい。

● 国際環境NGO FoE Japan
http://www.foejapan.org

● 野性生物保全論研究会(JWCS)
http://www.jwcs.org

● WWF Japan
http://www.wwf.or.jp

国際環境NGO FoE Japan  野口 栄一郎
# by H-Gang | 2006-06-27 19:33 | <アクション>