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シベリア~太平洋4千キロ - ロシアの石油を日本や中国へ輸出するために進む世界最長のパイプライン計画。この計画を、北緯43度のアムール湾岸に棲む〝幻の豹〟アムールヒョウに代わって追う NGO スタッフのブログ
by H-Gang
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<ご挨拶と情報>

こんにちは、FoE Japan (エフ・オー・イー・ジャパン) 野口です

このブログ、10ヶ月以上にわたって放置状態でした(^_^;)
(10ヶ月ぶりに今日、ログインしようとした時、もうパスワードすら覚えていませんでした)

さて、このブログで追っていた石油パイプライン計画とヒョウ生息地の問題ですが、昨年春、遂にパイプライン終着地が変更され、それによりヒョウ達の生息地も工事などの影響を蒙らないこととなりました(※)。イエイ! (^-^)

※ 東シベリア-太平洋石油パイプラインの終着地が、当初の予定地でアムールヒョウ生息地に隣接するペレボズナヤ湾から、東へ100km以上離れたコズミノ湾へと変更されました。

ロシアは環境やヒョウの生息地を守るためにパイプライン終着地を変更したのか?終着地がコズミノ湾に変更された理由・背景については、いろいろなことが言われました。

自然保護・環境保護だけの理由でパイプラインのルートや終着地の変更が決定されたのではないでしょう。しかし「アムールヒョウ生息地やアムール湾の自然を危険にさらしてはいけない」というロシアや日本の人びとの声が決定に影響を与えたこと確かでしょう。そして、喜べるのは、いま現実にヒョウ達の生息地やアムール湾が無事であること。

というわけで、アムールヒョウ達の生息域を石油パイプラインがつらぬくという最悪の事態は、幸いにも回避されました。
しかし、
アムールヒョウ達と人間が共存していくためには、パイプライン計画以外のさまざまな問題にも目を向ける必要があるでしょう。ヒョウ達の生息地で起きている、密猟や火災の問題に。

というわけでFoE Japanは、パイプライン問題決着後の新たな活動として、このたび『知ろう まもろう アムールヒョウ』という活動をスタートしました。どうぞご覧下さい (o^-')b

  ● FoE Japan『知ろう まもろう アムールヒョウ』
    - がんばれ!幻のヒョウと ヒョウを守る自然保護区レンジャー
  http://www.foejapan.org/siberia/index_amur.html
   (この水色のURLをクリックしてご覧下さい)

今後の活動や情報は、この『知ろう まもろう アムールヒョウ』のページで公開していきますので、この「THE 豹の眼ブログ☆石油パイプライン終着地モンダイを追う」のほうは継続するかどうか未定ですが、読んで下さっていた方、ありがとうございます/スパシーバ!

動物園で生きているアムールヒョウの動画、こちらでご覧になります。
(先日旭川の旭山動物園で撮った動画を YouTube にアップしました)

  ●The Cat Walk ; 何頭見える?アムールヒョウ
   (旭山動物園 もうじゅう館 36秒)
  http://jp.youtube.com/watch?v=RiBVug0TrD4
   (この水色のURLをクリックしてご覧下さい)

ダスヴィダーニャ/またお会いしましょう


野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan
# by H-Gang | 2008-02-08 04:44 | <ご挨拶と情報>

<情報・ノート> パイプライン終着地問題、WWFロシアは既に終息をアナウンス

梅の花咲く池袋の FoE Japan オフィスからこんばんは、

2005年1月のニューヨークタイムズ記事辺りから火のついた感のある(知る人ぞ知る)シベリア-太平洋石油パイプライン終着地選択の問題、2年の月日を経ていよいよ決着&ハッピーエンドか?という状況です(^-^;)

(ロシアでは何が起きてもおかしくないので、僕自身はまだ半信半疑なのですが・・・)

このパイプライン終着地の問題でアムールヒョウの生息地や海洋自然保護区を守るべく、パイプラインルートの変更を求めて活動してきた環境NGO(のひとつ(^-^)である) WWF Russia (WWF さんのロシア支部というかロシア組織)は団体ウェブサイト上で、今週火曜(3/13)付のニュースとしてこの問題の終息&アムールヒョウ生息地保護運動の勝利をアナウンスしました。

(僕は一応FoE Japanのスタッフなので、他団体さんの勝利宣言を紹介するのも人が好いなあと思いますが、まあいいんです。友達ですし)

これ(↓)です。

● World’s longest oil pipeline re-routed in Russia's Far East, endangered leopard habitat spared

記事本文は下記URLをクリックしてWWF Russia のサイトでご覧下さい。

http://www.panda.org/about_wwf/where_we_work/europe/where/russia/index.cfm?uNewsID=96540

でもやっぱりまだ心配なので、まだしばらくアムール湾の豹達の眼で追ってみましょう。

よい週末を(^0^)!

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2007-03-16 20:47 | <情報・ノート>

<報道・ノート> パイプライン終着地はコズミノ湾?

こんにちは、野口 (国際環境NGO FoE Japan/エフ・オー・イー・ジャパン) です。

シベリア-太平洋(石油)パイプラインの、太平洋岸終着地・石油ターミナル建設地とアムールヒョウ生息地の件、

前回のこのブログへの投稿(2月20日投稿)でお伝えした、石油ターミナル建設計画に対するロシア政府の環境アセスメント(国家環境アセスメント)の件で、続報です。

RIA Novosti
● Kozmino oil port in East Siberia environmentally safe - watchdog
11:21 | 07/ 03/ 2007

記事本文(英文)は下記掲載URLをクリックしてRIA Novosti サイトでご覧下さい。

http://en.rian.ru/russia/20070307/61677841.html

<ノート>

結論からいえば、アムールヒョウ生息地がパイプライン建設から守られる可能性が、またひとつ高まりました。

どこに決まるかが懸念されているパイプライン終着地・石油ターミナル建設地が、当初の計画であがっていたペレボズナヤ湾 (Perevoznaya bay, 北緯43度01分 東経131度33分付近) から、環境NGO 等の薦めるコズミノ湾(Kozmino Bay, 北緯42度43分 東経133度02分付近)へ変更される可能性がまたひとつ高まりました。

コズミノ湾はアムールヒョウ生息地から十分な距離があります。パイプラインがコズミノ湾へ向かうことになれば、アムールヒョウ達が影響を受けることはないでしょう。

今週半ばの3月7日、ロシアの通信社RIAノーボスチの英文ニュースサイトに掲載された上記のニュースによれば、ロシアの政府機関「ロシア連邦環境・技術・原子力監督庁(Rostekhnadzor)」が、コズミノ湾への石油ターミナル建設計画(国営パイプライン企業のトランスネフチ社が作成したものです)の環境アセスメント(国家環境アセスメント)を完了し、この計画を環境面で問題なしとして承認したようです。

ロシア政府は、シベリア-太平洋(石油)パイプライン計画の進行の遅れを防ぐため、この太平洋岸終着地の選択・決定そして着工もいまこの時期に決着させる方針ではないかと思います。現地の雪が融けて資材の搬入や作業が可能になる5~6月くらいに作業を開始するために、この3~4月で、パイプライン終着地問題(ペレボズナヤ湾岸か、コズミノ湾岸か)を決着させようとするのではないでしょうか。

そのように考えてこの7日のロシア連邦環境・技術・原子力監督庁(Rostekhnadzor)の発表のニュースを見れば、パイプライン終着地はコズミノ湾に決まり、アムールヒョウ達はパイプライン計画の影響を免れる可能性が相当高くなってきたと考えることが出来ます。

しかし、最後の最後まで安心は出来ません(とりわけロシアでは)。

まだまだ、アムールヒョウの眼で追っていきましょう。

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan)
# by H-Gang | 2007-03-09 18:27 | <報道・ノート>

<ノート> パイプライン終着地の行方 - 去年12月から今年にかけての報道

シベリア-太平洋(石油)パイプライン計画や野性動物生息地(特に絶滅の危惧されるアムールヒョウ生息地)への影響に関心をもっていらっしゃる方々、こんにちは。野口 (国際環境NGO FoE Japan スタッフ) です。

前回の投稿(2006年11月30日投稿)で、トランスネフチ社がシベリア-太平洋(石油)パイプライン建設のFS(フィジビリティー)を2007年3月に完了させる予定らしい、このFSではパイプラインターミナルの建設地はコズミノ湾になっているらしい、とお伝えしました。

その後のいろいろな報道を見ていると、状況は今もその方向で動いているように見えます。
(いま、12月~今月の報道を並べて、眺めています)

細かい話に入る前に、それらの報道からうかがい知ることの出来る、最も重要と思える点を挙げてみますね。

1) (まず、最も大切なことですが)とにかく、今日の時点(2007年2月19日時点)では、アムールヒョウの生息地(ロシア沿海地方南西部のケドロヴァヤ-パジ自然保護区やその周辺)では、このパイプライン計画に関連した建設工事などは行われていないようです。いまこの瞬間も、アムールヒョウは野生で生きているでしょう。

2) ここ2ヶ月ほどの報道を見ていると、シベリア-太平洋(石油)パイプラインの太平洋岸ターミナルの建設が「2007年7月にコズミノ湾で開始される」という見出しのものが見受けられます。

3) では、上記(2)の報道の根拠となっているのは何か?それは、やはりトランスネフチ社(このパイプライン計画の実施を受け持つロシアの国営パイプライン会社)が作成したFS(石油積み出しターミナルの建設に関するフィジビリティースタディー)の存在であり、そのFSにおいて石油輸出ターミナルの建設予定地が「コズミノ湾」となっていることのようです。
  ただし、これ(FS)は、パイプライン会社の作成した「計画案」というべきものであって、最終決定された案ではないようです。
  FSは、「ロシア連邦環境・技術・原子力監督庁(Rostekhnadzor)」 という政府機関の審査を受けて、合格したり修正を加えられたりして初めて「最終決定案・実施計画」と呼べるものとなり、それからやっと、現場での建設作業(パイプライン資材を現地に運び込んだり、各種の土木建設作業を行ったり)の着手が許可されるようです。

4) さて、1月5日のモスクワ発の報道記事によれば、その「ロシア連邦環境・技術・原子力監督庁(Rostekhnadzor)」の長官(コンスタンチン・プリコフスキー長官)が、同庁にそのFSの環境アセスメント(ロシアの「国家環境アセスメント」と呼ばれる環境影響評価)に取り掛かること、そして2ヶ月以内に評価を終えることを命じた、との報道があります。
  では、トランスネフチ社の作ったFSを評価するこの仕事を行うのは誰か?
  報道記事によると、この評価作業を任されるのは、一部の独立した(=政府から独立した?)エコロジー専門家・エキスパートと、ロシア連邦環境・技術・原子力監督庁所属のスペシャリストから成る複数の人々だそうです。
  2ヶ月以内に評価を終えるということは、早ければ今月末ごろ、遅くても3月中には評価の結果が出る(発表される)ということです。
  たとえばもし、その評価結果が「この計画でコズミノ湾に石油輸出ターミナルを建設して良し(環境の面で問題なし)」という結果であったとしたら、7月頃からコズミノ湾で石油ターミナルの建設が始まるだろう、というのが最近の報道です。

  しかし、ロシアでは何が起こるか分かりません(^-^;)。何が起きても驚かないくらいの気持ちでいて、丁度良いくらいです。さて、どうなることやら。

5) ちなみに、1月16日のウラジオストクの地元紙の記事によれば、この石油輸出ターミナルの地元となるロシア沿海地方の行政府(沿海地方行政府)が、上記のFSの内容について、トランスネフチ社にコメント(remark)を送ったそうです。そのコメントというのはターミナルの建設場所に関するものだったらしく、内容は、「気象条件などを考慮すると、コズミノ湾は石油ターミナル建設地として最良の場所であるとは言えないというのが(我々)沿海地方行政府の見解である」というような感じだったらしいです。
  さて、トランスネフチ社にこのコメントを受け入れる義務があるかといえば、そういう義務はない、ということになるようです。

以上、またふた月ほどご無沙汰してしまいました。すみません。
次にここへ投稿するのはいつになるか。(新しい投稿が無いか、毎日このブログをチェックして下さっている方、空振りの日が多くてすみません)

いまこの瞬間、ケドロヴァヤ-パジ自然保護区の何処かでアムールヒョウ達は生きているでしょう。雪の中で、ノロジカを狙っているかもしれません。

いまこの瞬間、石油ターミナル建設計画案(トランスネフチ社が作成したフィジビリティースタディー)のコピーを 「ロシア連邦環境・技術・原子力監督庁」のスペシャリストや、中立的な立場(であってほしい)のロシア人専門家が手にとって精読中かもしれません。

3月中に、何か次のニュースが入ってくるでしょう、シベリア-太平洋(石油)パイプラインの太平洋岸ターミナルが何処に建造されるかについて。

ひきつづき、豹の眼で追ってみましょう。

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan
# by H-Gang | 2007-02-20 20:06 | <ノート>

<報道・ノート> 取り急ぎ - 11月29日付 RIA Novosti 報道

こんばんは、野口 (FoE Japan)です。

11月29日の RIA Novosti に記事がありましたので取り急ぎお知らせします。

トランスネフチ社が2007年3月にシベリア-太平洋石油パイプラインの太平洋岸石油ターミナル建設のFS(フィジビリティースタディー)を完了する予定だぞ、このFSにおけるパイプランターミナル建設地はコズミノ湾だぞ、という報道です。

●11月29日 RIA Novosti 記事;

<見出し> Transneft to finalize Pacific oil terminal project by Mar. 2007
29/11/2006 13:19 MOSCOW, November 29 (RIA Novosti) - Transneft [RTS: TRNF] said Wednesday it plans to complete a feasibility study for the construction of an oil terminal on Russia's Pacific coast in March 2007.

記事の本文はこちらの水色のURL部分をクリックしてご覧下さい。

http://en.rian.ru/business/20061129/56171342.html

いま、ロシアの環境NGOの人にこの記事を見せて、「もうこれでコズミノ湾に決まりかな?」と訊ねてみたら、「これはもうおそらくそうだろう」という返事。

もしかしたらもう、喜んでも良いのかな?
ひきつづき、豹の眼で追ってみましょう。

野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI (FoE Japan
# by H-Gang | 2006-11-30 03:03 | <報道・ノート>